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2月, 2021の投稿を表示しています

図書委員おすすめ本

『神の子どもたちはみな踊る』 村上春樹/著・新潮社/刊 内容紹介 1995年1月、地震はすべてを一瞬のうちに壊滅させた。そして2月流木が燃 える冬の海岩で、あるいは小箱を携えた男が向かった釧路でカエル君がミミズ君 と地底で闘う東京で、世界は静かに共震をはじめる。 神はいないかもしれない。でも、おそらく、あの震災のずっと前から、ぼくたち は内なる廃墟を抱えていた。 深い闇の中に光を放つ6つの黙示録。 おすすめコメント この本は6つの作品が収録されている短編集。 一つ一つの話がそれほど長い話ではないので読みやすいです。 文庫化もされているのでぜひ。(5年生図書委員 T)

宮沢賢治コーナー

1年生の『注文の多い料理店』の学習に合わせて、宮沢賢治コーナーを設置しま した。 他の学年の生徒も、「これ読んだことある!」と立ち止まって見て行ってくれま す。 宮沢賢治が、石や昆虫、土壌などの観察、研究を行っていたことにちなみ、顕微 鏡も置いています。 生徒が自由に使って、観察ができるようにしています。

ミツバチのはなし

本日、多目的ホールにて3年生の修了論文の発表会が行われました。 クラスで行ったプレゼンテーションで選ばれた6名が、学年全体と2年生の前で プレゼンテーションを行いました。 その際、論文作成で参考にした資料も紹介していたのですが、「ミツバチ」につ いて調べた生徒が、ECL(本校図書館)で借りた本を紹介してくれたので、こ ちらでも紹介します。 『ミツバチのはなし』ピョトル・ソハ/絵 ヴォイチェフ・グライコフスキ/文  武井摩利/訳 原野健一/日本語版監修 徳間書店/刊 発表者は、「とてもわかりやすい絵本です」という紹介をしていました。 ハチの生態や人との関係、歴史、様々な形の巣箱、など多くの視点で書かれてい ます。 大型絵本なので、イラストも多く、ミツバチのことがよくわかる本です。 写真ではないので、虫が苦手でも読めるかもしれません。

暦の語る 日本の歴史

明日は、124年ぶりに2月2日が節分となります。 これは、二十四節気の一つである立春が暦の関係で変動し、そのため立春の前日 となる節分も変動することによるものだそうです。 今回は、暦に関する本を紹介します。 『暦の語る 日本の歴史』内田正男/著 ・ 吉川弘文館/刊 日本へ暦が伝来し使用されるようになったころから、現在の暦についての暦に関 する歴史を解説したものです。 ところで、図書館の本は、決まった分類によって分けられていることはご存知で しょうか。 歴史や、社会問題、自然、文学などさまざまですが、ではこの「暦」や「カレン ダー」に関する本は、何に分類されるか分かりますか? 歴史でしょうか?それとも、人々の生活や暮らしに関するものでしょうか? 答えは、自然科学の中の天文学に分類されます。 星の動きから暦を作成するため、この分類になっています。 暦の成り立ちや歴史の本を探すときは、ぜひ自然科学の棚を探してみてください。 (季節の行事や習慣は別の分類です)